無花果の隠居生活

定年退職後の自由な日々の記録

お隣のご家族(10月12日)

今日は早番で家を6時25分に出ました。


エレベーターの前で隣のご主人に会いました。


ご主人はうちの長男と同世代(一つ上)の方です。


「おはようございます。寒いですね〜。僕、寒いの苦手なんですよね。」

とたわいもない挨拶をしました。


私は自転車と共にご主人より先にエレベーターに乗り込み、ご主人にはエレベーターのボタンの前の隙間に乗り込んでもらいました。


自転車のせいで狭くなってしまったことを謝ると、

「じゃあ今日は僕がエレベーターボーイをしますね!」


1階に着いた時も先に降りたご主人は、私が降りる間、エレベーターのドアが閉まらないようにドアに手を添えてくれていました。


本当に寒い朝で、出勤が憂鬱だったのですが、隣のご主人との会話で心が温かくなった朝でした。


今の時代、特にマンションなどでは隣は何をする人ぞ!ってな感じが多いと聞きます。


隣のご家族は若いのに、ご主人も奥様もきちんと挨拶されて、優しい言葉もかけてくださいます。


何年も前のことですが、隣の子どもたちがまだ小さい頃にベランダでプールをされていて、そのプールで使った水を流した時にうちのベランダに流れてしまったらしく(私は全く気づいてない)わざわざ謝ってこられました。


日頃も出会う度に、子どもたちがうるさくてすみません…といつも謝っておられました(これも私は全く気にならないのですが)。


隣の一番上のお子さんと二番目のお子さんはうちの長男のところの孫と同い年なので、なかなか会えない孫たちを思って見させていただいていました。


なので、こちらこそありがとうなのです。


隣がこのご家族で本当に良かったと常々感謝しております。