無花果の隠居生活

定年退職後の自由な日々の記録

母の話(12月2日)

母がディサービスへ行かない日は様子を見に母の家へ行くようにしているのですが、それを喜んでくれているのか、嫌がっているのか、よくわかりません。



行けば何かと注意してしまうので、ウザく思っていると思います。



でも、ビンのふたを開けるとか、ゴミ出しをするとか、頼まれることもたくさんあるので、来ないのは困ると思うのですが。



なので、母から

「今からお風呂入るから」と電話やメールがあった時は、今日は来て欲しくないんやな、と解釈して行かないようにしています。



母は私と違って、料理も上手で、綺麗好きでしたが、料理も掃除もめったにしなくなりました。



何をするのも面倒くさいようです。



「掃除しぃや」と言うと、決まって

「昨日やったかなあ?一昨日やったかなあ?

(掃除)したとこやで。」



どう見てもこのホコリと髪の毛の量を見たら一昨日したとは思えません。



見かねて私が掃除機をかけることもあるのですが、それはそれで嫌がります。



ケアマネさんに普段の様子を聞かれ、掃除をしなくなったことを話すと、週1回ヘルパーさんに来てもらって掃除をしてもらうこともできるとのこと。



母に話すと「まだ自分でできるから!」と嫌がりました。


いやいや、自分でしないから!





母は歩く時に杖をつくのですが、押し車の方が安定していて歩きやすいのではと思い提案したのですが、「まだそんな歳じゃない」と拒否しました。


いやいや、充分にそんな歳ですから。




そう言えば、亡くなった父も毎日のように施設に碁をしに行っており、施設でお風呂にも入れたのですが、「(入っているのは)年寄りばっかりやから」と言って絶対に入って来ませんでした。



いえいえ、あなたも充分に年寄りですから。



自分はまだ年寄りではない!と思っているのですね。  



私はすぐに

「もう60超えたから」って思ってしまうのですが、

父母を見習い、

「まだ61だから!」って前向きに思わなければいけませんね。