無花果の隠居生活

定年退職後の自由な日々の記録

母の食の頼み綱、コープ宅配(6月3日)

土曜日は母の家にコープさんの宅配が届く日。





朝、洗濯を済まし、母の家へ急ぐ。


もう自分では申し込むためのカタログは見ようとせず、
いつも私が「これ食べるか?」と聞きながら申込み用紙に記入する。


母の回答を聞きながら、
「これはまだ冷蔵庫にあったんちゃうか?」
「これはその日のうちに食べなあかんで。」
などと言いながら申し込んだり、却下したり。


そうしてる間に先週頼んだ品物が届く。


今回は冷凍もんの多いこと。
母の小さめの冷凍庫には入りそうにない。



母がまだしっかりしていて自分で注文していた頃も、
冷凍庫に入りきらないくらい注文をして困り果てて、
「ちゃんと考えて注文しいや!」と、よく私が怒っていた。


今思えば、もう認知が衰えてきていたんだと思う。


私が仕事でコープさんの日に立ち合えなかった時、
注文した冷凍のものをすべて冷蔵庫に入れていたこともあった。


そして母の悪い癖。
朝、今夜食べようと思うものを冷凍庫から選ぶと、
一旦冷蔵庫に移し、夕方温めて食べる。


その日のうちに食べたらまだいいのだが、
朝のことは忘れるのか、はたまた気が変わるのか、
ずっと冷蔵庫に入ったままになっていることがある。


いつ冷凍庫から冷蔵庫に入れたのかもわからず、
べちょべちょに溶けて結局捨ててしまったことも1度や2度ではない。


この癖だけは何度口を酸っぱくして言っても直らない。


「食べる時に冷凍庫からチン(電子レンジ)やで!」


もう200回は言っている。