無花果の隠居生活

定年退職後の自由な日々の記録

就職斡旋の電話

今日も何もない日。
本当にこんなことではいけない。


再就職は失業保険をもらい終えてから…と思っているが、そろそろ動かなくては。


いつ登録したのかも忘れてしまった就職斡旋の会社からメールが届く。


そして電話で希望を伝える。


・家から近いところ
・日に5~6時間
・週4~5日
・時給は〇〇円以上で…


等等、希望を伝える。


数日後、該当のあった職場を紹介してくれる。


今日、その電話があった。


「〇〇市になるんですが…」
遠い。
その時点で私の希望から外れている。


「時給は××円で…」
希望よりはるかに安い。


希望の時給より高ければ遠くても行ってみようと思うが、
その時給で遠いところまで通おうとは思わない。




若い女の子の声だった。
少し訛もあった。
地方から出てきた子なのかなあ?


「力不足ですみません」


「いえいえ、探してくださり、ありがとうございます。」


仕事とは言え、私のために時間を割いて探してくれたのだから、
丁重にお礼を言って断った。




多分この年齢になると希望通りのところなんて見つからないんだろうな。
そもそもこの年齢で雇ってくれるところがあるのかしら…?