無花果の隠居生活

定年退職後の自由な日々の記録

5月14日

朝、7時過ぎ、電話が鳴った。
遠くに住む長男からだ。
今日母の日やから電話したとのこと。
たわいもない会話だったけど、何より嬉しかった。
「ずっと待っててもプレゼントは何も届かへんで。送ってないからな!」
って。
何かが送られて来るより、何よりあなたの声が嬉しい。





昔、長男がまだ小学校低学年だった頃、パンのシールを集めて貰える化粧ポーチを
母の日のプレゼントでくれたことがあった。
もちろんそのパンはみんなの朝ごはんのために私が買ったものだ。


でもそのシールを溜めて、自分でお店に引き換えに行き、
私にプレゼントしてくれ、
私がとっても喜んだことに長男もとっても喜んでいた。


もう30年くらい前の話だが、そのポーチは大切にしまってあり、
旅行に行く時など、特別な時に使っている。



今は遠くに住み、年に数回しか会えないが、
こうして気にかけて電話してくれることが本当に嬉しい。



次男からはLINEが。
今、仕事でマレーシアにいるので母の日の今日は来れないとのこと。


母の日を覚えていてくれただけで嬉しいよ。
比較的近くに住んでいる次男は毎年花を送ってくれたり、
ごはんに連れてってくれたりする。


今週中にマレーシアのお土産を持って行くとのこと。




あれ?
私にはあと1人息子がいたはず???
母の日だが音沙汰なし!


って思っていたら、ちゃんと三男もLINEくれました。


そう言えば、数年前、三男が
「母の日おめでとう!」
ってLINEくれたっけ。
おめでとうじゃないよ。
感謝を伝える日だから、ありがとうだよ、ってLINE返したっけ。



そう言う私は母を誘って食事にでも行こうと思ったけど、
雨が大嫌いな母は行かないだろうな…
何か買って一緒に食べようかな。
ウーバーでもいいな。


って思って電話してみたら案の定、
雨やし出かけるのはイヤ!


今からお風呂入る(まだ3時過ぎなのに?)


こどもの日にあなたに何もしてあげなかったのに、
母の日にあなたにお金を使わすのは気が引ける
(私はもう子どもじゃないよ→いいえ、あなたはいつまでも私の子ども)


ってことで、母にはフラれてしまいました。
また晴れの日に誘ってみよっと。