無花果の隠居生活

定年退職後の自由な日々の記録

5月17日

今日はハローワークの最初の失業認定日。
最初といっても、ハローワークに来るのは今日で4回目。
簡単には失業保険はもらえません。


でも、労務士さんのミスで離職理由が自己都合になっていたことを
書類を書いて異議申し立てしたのだが、
それが通ったみたいで、
今週中には1回目の失業保険が振り込まれるみたいだ。


在職中のお給料の半運の額にも満たないが、
無収入の私にしてみれば本当に嬉しい。



帰ってから図書館を返しに行き、母の様子を見に行った。




洗濯機の中には洗濯物と水が入ったままになっている。
何日も前から洗剤が切れたと言って私に買ってきてほしそうにする。
買ってきてあげることは簡単だが、でも私は買いに行かない。


母は「ふらつく」とか「信号が渡れない」とか何かと理由を付けて行こうとしない。
朝のゴミ出しすら「ふらつく」と言ってしないのだ。


でも毎週、火・金のデイサービスには朝早くから起きて、身なりを整え、化粧までしてウキウキと出かけることが出来るのだ。
要するに、楽しいデイサービス以外のことはめんどくさいだけ。
火・金以外はほとんど家に閉じこもっている。


甘やかしては母のためにならない!


一緒に洗剤を買いに行くことにした。
普段歩いていないことが顕著にわかる歩き方。
ずり足だ。


歩道から横断歩道に行く僅かな坂(こんなの元気な人にとっては坂とは言わない)も
恐る恐る足を出す。


ちょっと歩かないだけでこの衰えにビックリだ。


でも人の5倍くらいの時間をかけて着いたドラッグストアでは
母はイキイキと買い物をしている。


化粧品を買ったり、お菓子を買ったり。


「今日は何を買いに来たん?」
と聞いてももう洗剤のことは忘れているほど楽しそうに買い物していた。


これからはこうして一緒に買い物に行ってあげようと思う。